家のコトIenokoto

木がつくりだす、
強さとあたたかさ

自然から生まれた木には、鋼材やコンクリートにも引けを取らない優れた性能があります。木の内部を構成する繊維は非常に強く、耐久性・耐火性に優れています。さらに、軽くて丈夫な素材は柔軟性もあることから地震に対する性能も高く、家族の大切な住まいをいつまでも守り支えてくれます。有害な紫外線を吸収してくれるので目にも優しく、木は強さとあたたかさを兼ね備えた、あなたの理想の住まいを実現します。

耐震について

建物における地震への対策には、耐震・制振・免震という3つの工法があります。家を建てる時、各工法の有無によって、強い地震が発生した際の建物への影響や、内部へのダメージは変わってきます。また、いつまでも住み続けられる家を望む方は、長持ちするよう、耐久を意識した家づくりも大切です。それぞれの特徴を知り、皆さまの家づくりにぜひお役立てください。

耐震・制震・免震の違い

  • 耐震(揺れに耐える)

    地震が発生した際、揺れに耐えられる家にするための対策を耐震工法といいます。耐震性が高いほど、強い揺れの地震に耐えられる家であるので、いつ来るか分からない地震から家族の安全を守るためにも、住まいにとって耐震工法は重要なものとなります。

  • 制震(揺れを吸収する)

    揺れに耐える構造をつくる耐震工法とは違い、揺れを「吸収」するための対策を制振といいます。強い地震に備えて耐震を意識するだけでなく、その後繰り返す余震などに対しても効果を発揮する制振構造の住まいづくりは、より大きな安心をもたらします。

  • 免震(揺れを伝えない)

    地震の揺れを受け流すための対策を、免震といいます。建物に地震による揺れが直接伝わらないよう作られた構造のため、家具の破損など、建物内部への損害も防ぐことができます。建物の倒壊を抑えると同時に、ご家族の大切な資産を守ります。

外壁下地用耐力面材
「タイガーEXボード」

デキノヤホーム では、耐震対策のひとつとして「タイガーEXボード」の導入を推奨しています。高防水、高防カビ性能を付加し外壁下地用耐力面材としての使用を可能にした硬質せっこう板は、耐震性だけではなく防火性にも優れており、災害から大切な住まいを守る役割を果たします。

金属流動を利用した
制震ダンパー
「ミューダム®」

ミューダムとは世界初の「金属流動」を利用した制震ダンパーです。刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする構造となっており、地震が発生すると、スライド部分でアルミと鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーを熱エネルギーに変換することにより揺れを低減します。制震性を重視した家づくりでは、画期的且つ強力な制震生を持つミューダムの導入を推奨しています。

耐久について

いつまでも住み続けられる、長持ちする家にするためには、耐久性を考えた家づくりも大切です。どんな建物にも寿命があり、木造はおよそ30年、強固な鉄筋コンクリートでさえ70年ほどと言われています。しかし、良質な木材を使用して作られた木の家であれば、それらの年数を上回る耐久性を実現することができます。永く世代を超えて安心して住み継いでいけることはもちろん、住宅の資産としての価値を維持し続けるためにも、耐久性は重要な要素です。

素材から見る耐久性

木造の家の場合、集成材は年月が経つと劣化してしまいますが、デキノヤホームの家づくりでも使用されるひのきは、年月が経つごとに強度が上がり続けるため耐久性が高く、およそ2000年程は長持ちすると言われています。また、ひのきはシロアリ等の虫が嫌いな成分を含んでいるため、シロアリの侵入率が低いことも特徴です。さらに木材の強度を上げるには木材をしっかり乾燥させることも重要です。熟練スタッフが木材の状態を見極め、その日の天候などを考慮したきめ細やかな乾燥処理で、常に高精度・高品質の木材を確保しています。

家のつくりから見る耐久性

良い素材を使用するだけでは家の耐久性は万全とは言えません。デキノヤホームは、屋根や外壁、構造からも家全体の通気性を考え、木材の劣化や腐食を防ぐ工夫を施し、末長くより少ないメンテナンスで住み続けられる住まいを提供します。
木材のプロと建築のプロが、どの部分にどの部材を使用すれば耐久性の向上につながるのかを的確に判断し家づくりを行います。

強い家に
より永く住み続けるための
アフターメンテナンス

20保証サービスと
5回の定期点検サービス

5回の定期点検

  • ・シロアリの有無
  • ・床下の腐朽、カビ
  • ・屋根劣化
  • ・外壁劣化
  • ・シーリング劣化
  • ・バルコニー水漏れ
  • ・建物のかたがり
  • ・構造上の不具合 等

20年保証サービス

  • ・構造上の不具合
  • ・雨漏り 等

断熱・省エネ

木の内部の組織は非常に細かい管のような構造になっており、中には熱を伝えにくい物質である空気が含まれていることから、断熱性にとても優れています。その性能はコンクリートの約10倍で、断熱材にも引けを取りません。また、断熱性が高い木の家では、冬は暖かく夏は涼しい快適な空間を保つことができるので、冷暖房の費用も抑えられ、環境に優しい省エネ住宅を実現します。

ゼロエネルギーハウス(ZEH)
断熱・省エネ基準を満たした家づくり

ゼロエネルギーハウス(ZEH)とは、使うエネルギーと創るエネルギーの収支をゼロにすることを目指した住宅を指します。
このZEHに対応した住まいにするためには、断熱・省エネ・創エネの3つの基準を満たす必要があります。デキノヤホームがつくるのは、断熱・省エネ基準を満たした住まいです。そのため、残りの創エネ基準を満たすために必要な太陽光パネルの設置などわずかなオプションの追加だけでZEHに対応した住まいを作ることが可能となります。

ZEH builder

各省庁では、ZEHの普及を加速させることを目標として、ZEHを新築する、ZEHの新築建売住宅を購入する、または既存住宅をZEHへ改修する者に補助金の交付を行っています。

デキノヤホームの
断熱・省エネ基準

外皮平均熱貫流率(UA値)家全体の熱の通しやすさ(断熱性能)を示しています。

基準値
等級3 等級4 等級5 等級6
1.54以下 0.87以下 0.60以下 0.46以下
デキノヤホームの家
0.58 (参考)Q値
2.68

一次エネルギー消費量家全体で年間に使われるエネルギー量を示しています。

富山展示場 秋吉モデル
デキノヤの家の設計一次エネルギー消費量 24%削減 463MJ/(㎡・年)

※数値は間取りや構造によって変動します。