まさかの年明け
皆様 明けましておめでとうございます。本年もデキノヤホームをよろしくお願いいたします。
今年の元旦は天候も穏やかで希望の一年となると思っていたところ、年明けの静寂を破る突然の「能登半島地震」
に見舞われ多難な幕開けとなりました。被災された方々には心からのお見舞いを申し上げます。
私のところは庭の灯篭が倒れ塀が少し崩れた程度で済みましたが、日々情報が入るたびに悲惨な状況に
唖然とせられずにはおりません。
多くの人命と大切な財産の喪失に、自然の猛威の前には人間の力などいかにちっぽけなものなのかと痛感しております。
当社にも多くの方から被害の相談があり及ばずもご対応をさせていただいておりますが、その中で思ったことをお伝えしたいと思います。
現在の住宅の耐震基準では震度7程度の地震にも耐えうる強度を有していると言われています。
今回の地震でも比較的軽微な損害で済んでいる住宅が多いのですが、繰り返しの震度5程度の余震によって倒壊に至ったケースも見られます。仮に被害が大きくなくともその後の点検・補強が必要なのではないでしょうか。
次に地盤の液状化による不等沈下、津波による破壊です。東日本大震災でも経験済みですが、建物の強度以外の要因で住み続けることができない住宅が非常に多いようです。これに関しては代々住んでこられた地域、また新たに敷地を求められる地域の歴史、地盤の状況、ライフライン等つぶさに調べ最終的に住み続けられるかを判断していただかねばなりません。
地震保険等の備えも今後要望が増えていくでしょう。
今、日本中いや世界各国からも支援の輪が広がろうとしています。
被災地で不便な生活をお過ごしの皆さん、大切なご家族・ご友人を喪われ悲しみに暮れていらっしゃる皆さん
「明けない夜はない」と希望を持って立ち向かってください。デキノヤホームも微力ですがお手伝いをさせてください。
社長の高島でした。